田舎の犬事情
人に会わない日すらある(笑)
犬を飼っている家もあるのだけど、皆さん犬だけを勝手に散歩させていたりする。
シーズーまで、外に放している(!) ここに嫁に来たとき、近所を車で案内してもらったら、道路にシーズーが二匹飛び出してきてキャンキャン車にまとわりついてきてとっても危険でした。
昼間っから国道に寝そべってる犬もいるし・・・。
「どいてね」ってクラクションを鳴らすと車に向かってくるし・・・。
普段は家の前に繋ぎっぱなし(番犬君なのでガウガウ、とても触れない)で、夜になると「ほ~ら、散歩しておいで~」と放しちゃうのだ。そこいらへんでウンコし放題。
塀で囲われていない我が家の花壇は、よその犬さん猫さんのトイレ状態。(T-T)
30年ぐらい犬を飼う人の意識が遅れているので、普通に犬と暮らしているつもりの私は、かなり「特殊な人」扱いです。いろんな噂話が聞こえてきます(--;)
でも、散歩で出会う爺ちゃん・婆ちゃんは、みんなレノンを「いや~、めんげ~ごど~」と目を細めて可愛がってくれます。座ったり伏せたりしただけで「や~、たいした賢い犬っこだごど」と感動してくれちゃったりもします。
本当はどの犬だって、もっと人が関わってあげれば「めんごくて賢い子」なんだよぉ。
気づいて欲しいな、だってもったいないよね、犬と暮らす楽しみを放棄しちゃうなんてさぁ。
というわけで、お散歩で出会う人には笑顔でごあいさつ。レノンも座ってご挨拶。
犬と楽しく暮らしている姿を見てもらえば、少しずつでも何か変わってくるだろうか。
さて、お散歩コースにレノンをとても気に入ってくれてるおばさんがいます。レノンの姿を見ると庭で待っているのだ。今日のお散歩でも、お会いしたので立ち話。
レノンは足元で木の枝を囓っていました。
それを見たおばさんはタタタッと家に入り、蔓状の枝を二本持ってきて「ほれ、やっから」とレノンに差し出しました。
「?」と思いましたが「あ、あの、どうも」と素直に頂いて、レノンに預けました。
「これ、何ですか?」と訊くと、おばさんはニコニコしながら「マタタビだぁ、ほら喜んでるべ?」との返事が。何か違う気がするが、おばさんもレノンも満足げなのでいいか。
レノ君、キミはシッポがないから「猫っ子か?」ってたまに言われるけど「マタタビ」好き?(笑)
by berry_n
| 2004-04-07 17:39